スクリーンショットと操作説明

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UI画面(SimpleUIの例)

会話ログフォルダを開く


Loggerオプション設定でベースフォルダに指定したフォルダを開きます。

最新の会話ログを開く


現時点でログが記録されるファイルを関連付けを使って開きます。 ログがまだ記録されていなければ何も起こりません。

Loggerオプション設定ダイアログ


文字セット
ログ記録する際の文字セットを選択します。
Unicodeを選択した場合でもBOMは付加されません。
HTMLエスケープを行う
<!--Message-->と<!--FromName-->をHTML表示用に変換します。
具体的には <, >, &, ", ' を &lt;, &gt;, &amp;, &quot;, &#39; に置き換えます。
また、<!--Message-->に関しては改行の直前に<br>を挿入し、URLにアンカーをつけます。
セッションごとにメッセージを分ける
異なるセッションのログが混ざらないようにします。
詳細はログ保存タイプについてを参照してください。
メッセージ毎にログ保存を行う
メッセージを受信するごとにログを保存します。
詳細はログ保存タイプについてを参照してください。
ログ記録形式
記録されるログのフォーマットを選択します。
「カスタム」を選んだ場合はカスタム設定で指定したフォーマットが使われます。
「MSNメッセンジャー互換(XML)」についてはMSNログ形式についてを参照してください。
「カスタム設定」ボタン
ログフォーマットカスタム設定ダイアログを開きます。
「カスタム」ラジオボタンが選ばれているときのみ開くことができます。
エラーを通知する
チェックをつけるとログが記録できなかったなどのエラーが発生した時に
UIモジュールの通知サービスを使って通知します。
ベースフォルダ
ログファイルを作成するフォルダを指定します。
全てのログファイルはこのフォルダ下に作成されます。
「参照」ボタン
ベースフォルダを指定するためのダイアログを開きます。
ログファイル
ログファイル名をタグを用いて指定します。これはベースフォルダからの相対パスになります。
利用できるタグは利用可能なタグを参照してください。

注意:全てのディレクトリは自動的に作成されます。

ログフォーマットカスタム設定ダイアログ


「通常メッセージ」、「セッション開始」、…
設定を行うメッセージ種別を選択します。
ログフォーマットテキストエリア
ここにログフォーマットをタグを用いて記述します。
利用できるタグは利用可能なタグを参照してください。
「日付」、「時刻」、…
各ボタンを押すとログフォーマットテキストエリアの現在のカレット位置に 対応するタグを挿入します。
プリセット読み込み
あらかじめ組み込まれているログフォーマットを読み込みます。
全てのメッセージ種別のログファーマットが置き換えられます。

利用可能なタグ

「ログファイル」には<!--Date-->〜<!--LogAccount-->までのみが使えます。
「ログフォーマット」には全てが利用できます。
タグ 意味 出力例
<!--Date--> 日付 2003/06/11
<!--Time--> 時刻 13:00:00
<!--Year--> 西暦(常に4桁) 2003
<!--Month--> 月(常に2桁) 06
<!--Day--> 日(常に2桁) 11
<!--Hour--> 時(常に2桁) 13
<!--Minute--> 分(常に2桁) 00
<!--Second--> 秒(常に2桁) 00
<!--Protocol--> プロトコルモジュール名 MSN
<!--MyAccount--> 自分のアカウント user@hotmail.com
<!--LogAccount--> ログ記録するアカウント member@hotmail.com
<!--FromAccount--> メッセージ送信者アカウント sender@hotmail.com
<!--FromName--> メッセージ送信者名 fors
<!--FontName--> フォント名 MS UI Gothic
<!--FontSize--> フォントサイズ 10
<!--FontColor--> 文字色(16進6桁 RRGGBB) 000000
<!--BackColor--> 背景色(16進6桁 RRGGBB) FFFFFF
<!--Style--> 文字装飾 太字 斜体
<!--CSS--> CSS形式文字情報 (*1)
<!--Message--> メッセージ本文
<!--FileName--> 転送対象のファイル名 nsmsgs.exe
<!--FileSize--> 転送対象のファイルサイズ 214,016
<!--MemberList--> 参加しているメンバのリスト (*2)

(*1)CSS形式文字情報の出力例
font-family: 'MS UI Gothic'; font-size: 9pt; color: #000000; background-color: #FFFFFF;
(*2)メンバリストの出力例
fors [user@hotmail.com], regne [regne@hotmail.com]

ログ保存タイプについて

ログ保存タイプは各メッセージをいつ、どのような順番で保存するかを指定するものです。 「セッションごとにメッセージを分ける」「メッセージ毎にログ保存を行う」の2つのチェックのON/OFFで3種類に分かれます。

セッションごとに〜メッセージ毎に〜複数セッションでの発言異常終了時負荷
タイプ1チェックをつけない(選択無効)混ざる問題なし
タイプ2チェックをつけるチェックをつけない混ざらないログが失われる可能性あり
タイプ3チェックをつけるチェックをつける混ざらない問題なし

タイプ1

このタイプはVer.0.2.3以前と同様に動作します。
つまり発言があるたびに順番にログに追記していきます。
複数のセッションで同じ人と会話をしているような場合ではログは混ざって記録されます。

タイプ2

このタイプは偽メッセンジャーと同様に動作します。
発言があってもすぐにはログに記録せず、セッションが終了したときにログに記録します。
複数のセッションで同じ人と会話をしているような場合でもログは混ざりません。
セッションを終了させる前にRegnessemが異常終了してしまうとそのセッションのログは失われてしまいます。

タイプ3

このタイプはタイプ1とタイプ2のいいとこ取りです。
発言があるたびにログに保存していくのでRegnessemが異常終了してもログは失われません。
また、複数のセッションで同じ人と会話をしているような場合でもログは混ざりません。
ただし、負荷が大きくセッションを開いている間、ログは書込み禁止になります。

MSNログ形式について

ログ記録形式で「MSNメッセンジャー互換(XML)」を選択すると、 MSNメッセンジャー6.0互換形式でログを保存します。 この場合、「記録オプション」の項目は全て指定できません。 ログ保存タイプはタイプ2になります。

MSNメッセンジャーとログファイルを共有する場合は 「ベースフォルダ」と「ログファイル名」の指定に注意してください。 特に「ログファイル名」は

「<!--Protocol-->\<!--MyAccount-->\<!--LogAccount-->.xml」

のようにファイル名部分を「<!--LogAccount-->.xml」とする必要があります。
またログファイルが作成される各フォルダにMessageLog.xslを置かないとログを表示できなくなります。 MSNメッセンジャーで会話ログをとると自動的にMessageLog.xslが作成されますので、 それを利用するか、もしくはzipファイルに同封のMessageLog.xslのどちらかをお好みで利用してください。


Ver.0.3.5からMessageLog.xslの自動コピー機能がつきました。
Plugins\Logger内にMessageLog.xslを置いておくとMSNログ形式でログを記録したときに 自動でそのログのあるフォルダにMessageLog.xslをコピーします。